
【特に変更点はありません。むしろ2年後が大変です】
今回の診療報酬改定では13対1入院基本料を算定している病院には何の変化もありませんでした。むしろ2年後の診療報酬過程と介護報酬の同時改定で何が起ころうとしているのか、そのことを予感させた改定の議論がされたこと、それが今回改定の最大の注目点です。
中医協では13対1は15対1とセットで議論されました。15対1は、次回改定時には長期入院の取り扱いと関連して医療療養病棟等と一緒に議論されることになっています。急性期ではなく長期入院対応の病棟というように考えられているといっても過言ではありません。
1.ランクアップを目指す
入院基本料のランクアップを図る。これも大切な対策です。しかし、人員確保、平均在院日数短縮の必要と病床稼働率維持を考えた場合、必ずしも得策とは思われません
2.長期入院患者の入院を保障する病室・病棟類型を導入する
13対1算定病院の地域医療ニーズに対応した大きな診療機能の一つは長期入院患者の受け入れです。
例えば亜急性期入院医療管理料病室や特殊疾患入院医療管理料算定病室と組み合わせることも一策です。平均在院日数対策にも結果としてなり、複数病棟の病院では障害者施設等入院基本料算定病棟などの病棟類型とのミックス型とする対策もあります
<例>
①障害者施設等入院基本料中心病棟構成として高次急性期病院の直下型亜急性期主体病院とする
②グループホームなどを含む介護保険施設と連携し、軽症時点で入院受入し短期退院とすることで入所者・家族の安心と施設経営を支える、つまり地域一般病棟機能の役割に徹する。前者との組み合わせが適切